祈りのかばん

メオ族の臈纈(ろうけつ)染めの布を使って鞄を作りました。


臈纈染めとは布にロウを塗り、その後藍染をします。ロウのあるところは藍が染まらず、ロウを湯で溶かせば白い模様となります。


フリーハンドで見事な模様です。

この模様は各家庭に伝わる模様。各家庭を守る守り神のようなものらしいです。


メオ族はこの布に赤を基調として色々な細い布(おそらくハギレ)を模様として縫い付けます。そして細かいプリーツを寄せてスカートとして活用しています。



うちでも少しアレンジして、草木染めの布を細くして縫い付け鞄を作りました。

臈纈染めは表は模様となるけどロウの置かれていない裏面は藍染の色となります。その手仕事の跡を伝えたく、蓋部分の裏地はつけませんでした。蓋をめくった時にチラッと見える裏もお楽しみ下さい。


紐はインドカディ、途中切り返しで藍の濃淡があります。


男性も女性も似合います。

いざ使ってみると民族色はそれ程強くなく、どのような服装にも合いそうです。


よもぎ工房展

9月22日-23日にて開催決定となりました。


実物を身にまとってみて下さい。




浅草アミューズミュージアム

先日の東博縄文展の後、浅草に。


浅草寺隣にあるアミューズミュージアムを訪ねました。


田中忠三郎という民俗学者が集めた主に東北の布を集めた美術館です。


現代アートのように襤褸(ボロ)をみせているのかと勝手に思っていたので敬遠していたのですが、内容はかなり硬派。


布や布にまつわる民俗学を好きな人ならきっと興奮することでしょう。


展示しているほとんどの布に触れられます。

布は肌を包むもの、肌で感じてはじめて真価が伝わります。

とても大きな感動でした。


貴重であった布を幾重にも重ね、代々受け継ぎ、大きく膨らんだ布の集合体であるドテラは重さ15キロ程にもなるそうです。

ドテラが立つといいます。

ワラを敷いて、その上にツギハギの布を敷き、その上に2〜3人で一つのドテラにくるまり暖を取りながら寝たそうです。

厳しい寒さに耐えるには人の体温が何よりの保温でした。


1人では生きていけず、人と寄り添って生き、2人を1つに包むのが布。


人と布の深い絆を感じます。


日本では年間40億着もの衣類が捨てられています。そんな世の中で、忘れられていく布との絆。


多くの人にご覧いただきたいけれど、残念ながら来年閉館となります。

是非お早めに。

縄文土器も触れます。

東博の縄文展とのハシゴもおすすめです。




アミューズミュージアムホームページへ

太古を感じる麻の鞄

東博の縄文展に縄文時代に編まれた縄文ポシェットというものがありました。

荒々しくも人の手仕事の繊細さや心が現れているような布、麻の糸の原型といいますか、細い糸にしていく前の段階、糸以前を織った布を手に入れました。


草木を無理やり織った様にも、草木をいたわって織ったようにもみえる力強い布。


アフリカのブルキナファソにて生まれた手紡ぎ手織りの布を藍染して、鞄の側面と肩掛け部分を構成させました。

カレン族の作るバックと同じような作り方です。


ボタンはヴェネチア玉(たぶん)、17〜18世紀にアフリカとの貿易で貨幣として使用されました。ヴェネチアで作られたこちらのトンボ玉によりアフリカの財宝や奴隷がヨーロッパに流れていったのです。


中布はインドカディの赤紫蘇染め。


一つ一つストーリーがあって、手仕事により作られた鞄です。


この鞄を背負って、ストーリーをつなげていって欲しいです。


秋のよもぎ工房展

9/22日土曜、23日日曜に開催予定です。


是非実物をご覧にいらして下さい。


大きな柿渋鞄

柿渋を塗って

太陽の力を沢山もらって

良い茶色、良い硬さに育った麻布をたっぷりと使って大きな鞄。


カンガルーの袋の様な、子供がすっぽり入りそう。


カレン族、レンテン族、ヤオ族、インドカディなど色々な人達の手で織られた布のハギレを模様に。


肩掛け紐はアフリカのブルキナファソで作られた手紡ぎ手織りの布を藍染。

アフリカはこの幅で作る布が多かったのです。切ったのでなく元々の織幅。


中の布は藍染、ポケットも多めにつけました。


ボタンはアンティークガラス(たぶん。どこ産かは不明)、不純物の多いガラス玉が光の受け方で表情を変えます。


触るほどに美しく育つガラスです。


後日、背負った所もupしますが大きいです。

鞄としてだけでなくファッションとしても楽しめそうです。





縄文

先日、上野で開催中の縄文展を観てきました。


とても感動しました。


数千年から一万年前、

太古の人々により生みだされた土器。


体を使い、頭を働かせて作られたもの、縄文の人々の体や思考を想像するととても楽しい。


土器の模様が流動的で、線に終わりがなく巡ります。流線に誘われ目線は辿り続けます。


川の流れ、海の波、水平線に揺れる夕陽、山の木々から覗く散光、

豊かで厳しい自然の模様でしょうか。


今の伝統工芸や民藝、日本だけでなくアジアの民族にも似た模様があります。

続く人の歩みを感じます。


稲作を始め弥生時代に入ると、保存できる米は貨幣となり貧富の差や上下関係が生まれます。


明日の糧ではなく今日の糧、その日その日を皆で全力で生きるしか無かった縄文時代、そのような時代ならではの体であり心があったと思います。


アジアのどこかの古代民族の言葉には、

あげる、貸す、もらう、借りるなどの言葉が無いと言います。

自分の物と他人の物という区別が無い協同体だったからと考えられていますが、縄文もそのような世界だったのだと思います。


今の自分を超えて想像を膨らませないといけない場に豊かな時間をいただきました。


初めて図録を買いました。

もっと模様を楽しみ、草木染めの刺繍などに活かしてみたいと思います。


これだけの数が集まるのはすごい事です。

おすすめです。


↘写真は展覧会の物ではありません。以前に東博常設展で撮りました。




インド茜

燃え盛る炎のような

世界を赤く染める太陽のような

そんな赤を

燃えるような暑さの染め場で染める。


この時期の染めは液温がゆっくり下がる分、コントロールしやすいのですが、僕には優しくない。

Tシャツから汗がポタポタ落ちて、ジャーっと絞ってを繰り返す。


草木を燃やして、自らも燃やして染めているよう。

燃やして(煮て)命を出し尽くす草木と違って、染め上がった布を見て、その美しさに喜び、また染めたいと、こちらは満たされていくところは違いますけどね。


い〜い赤が染まりました。


生地は日本の絹織物。

いつの時代に作られたか、ひと昔前のものです。

とても良い生地。


性格を変える?

治療を生業としていると色々な相談を受けます。


精神面の話も良くします。


割と多い質問


相手の性格を変えられるか??


というもの。


答えは


変える事はできます。


ただ、それには自分が変わる事も必要となります。


特に素直になる事が求められます。


相手を変えたいと、自分を変えようとすると、意外と好きな自分に会える事多いですよ。


違う生き物だってどちらか変わればこんなに仲良し⬇



発汗能力は低下する

20代と比べると60代では発汗能力は15%低下する。


下半身においては35%も低下します。


しかし頭部は6%上昇。


年齢とともに頭からばかり汗をかくようになるのです。


汗は沢山かいているよ!


とおっしゃる方も実は下半身はあまりかいていない事がほとんど。上からの汗が流れてきて下のズボンも濡らしているだけ。


汗は体の熱を冷ます大事な機能。

汗をかけないということは暑さ対策ができていないという事。


下半身の筋肉を積極的に使うことで汗腺は鍛えられ再び発汗します。


動く事で暑さ対策。


汗の内攻

ベタベタした汗というのは、体の中から出したいものが出ている汗。


解毒の汗。


そのまま汗をかいているとサラサラとした汗になってきます。

サラサラとしてきたら体の解毒は終了です。



暑さ対策は必要ですが、夏は解毒の季節でもあります。

理想は毎日、

できれば2〜3日に一回

はサラサラした汗になるまで発汗すると良いと思います。


早朝か夕方の少し涼しい時間の散歩

冷房を消して窓を開けて室内でストレッチやちょっとした運動

でも十分汗をかきます。

特に室内ならすぐに水分もとれるし、即熱中症になる事もないでしょう。


気をつけながら、体の整理をしましょう。



一安心の花

和綿の花が咲いた。


これまでの時の流れが実を結ぶ


良かった、一安心。