人参の色


人参の葉染め。

カディストール、絹糸、和綿、絹靴下など。


実物はもっと明るい黄色、それでいて身にまといやすい気軽さもある黄色。


服薬というように、かつては漢方薬で草木染めをする事が多くありました。

人参は漢方としての利用もあるので、もしかしたら昔の人も目にしていた色かもしれません。


良い色です。




施術室にはカレンダーがありません。

時計も小さい物がひっそりと1つ。


「時」は幸せを告げる事もあれば、頭や心を急かす刺激にもなってしまうので、施術室にはあまり置かないようにしています。


一分間にうつ脈の数も、呼吸数も、お腹の減り方も、排泄の間隔も、全てが人それぞれ。

それなのに12時になったから昼ご飯食べなきゃ。

日曜日だから休みだ、月曜だから仕事だ。


と一律の時に支配されがち。

割と体や心はストレスを感じる物です。


施術のひと時は一度、体の時の流れに耳をすませてみて下さい。



とはいえ、次回予約を組み立てたり、次の患者さんとの兼合いなど、一律の時に基づいた秩序はやはり必要で。。。


今年も次回予約を組む際のカレンダーを作成しました。

アナログな手書き数字。

よもぎ工房の作品の写真付き。


お楽しみいただけたら幸いです。





人参染め

今年は人参が豊作。


久しぶりに人参の葉を使った染めができます。


嬉しくて沢山収穫。


大地の恵みを沢山食べて、沢山染めて。


今年の初染め。

あけまして

おめでとうございます。


今年も元旦に初詣に行きました。


元旦の早朝は人や車が少なく、空いた街に遠くからの風が吹き流れてきます。

大掃除の後の清々しさのような街の景色が好きです。

その街を自転車で走り、神社にて作法に守られ手を合わす。


毎年の慣例となった初詣、

今年は僕一人での参拝となりました。


年末に女の子が生まれ、妻は子供とお留守番です。

初詣は一人でしたが、三人での年越しは楽しく過ごせました。


自然の恵みに守られて

人の手仕事に支えられて

すくすくと育って欲しいものです。


日本にも、世界各地にも残る、子供が健康に育つようにと祈りをこめた衣。


素材や形、刺繍、などで魔除けを施したり、

長生きのご老人の力をもらおうと、その方の衣を使って、子供の衣を作ったり。


医療がまだまだ未発達で高価な時代に生まれた人々の祈りの衣。


うちも、糸を紡ぎ、染めて、おくるみを織りました。


草木に守られ、楽しんでもらいたいです。


東光庵の事ですが、

年末に来院された方は体感済みかと思います。

赤ちゃん、泣きます。


来院された方には泣き声のご迷惑をおかけする事も多くあるかと思いますが、ご理解ご協力よろしくお願い致します。


しばらく(半年〜今年)開院時間も縮小しています。詳しくは東光庵ホームページをご覧下さい。


東光庵ホームページへ 


東光庵は7日より開院しています。


現在1月の前半で空いている枠は

7日月曜15:00

9日水曜10:00-11:00

19日土曜11:00


21日月曜からは少しずつ空いている枠がございます。

ご予約はお早めにお願い致します。

たべもの

食べ物は

生まれるものか

作り出すものか



3年前にこの栽培のあり方を見た時は驚いたし、周りの方々も肯定的に捉えていなかった様子でしたが、

今では需要が高くなっています。


無農薬で虫もつかない、

洗わずに食べる事もできる


という所が受け入れられる理由でしょうか。



天地の恵みと、自然の中で育った草木の持つ命の力には敵わないとは思います。









時を紡ぐ

和綿の種を蒔くのが5月

9〜12月まで収穫


1年以上寝かせる事が多いのですが、

冬の間に糸を紡ぎ


春〜秋の藍染時期に染めて

(染めた糸も1年くらい寝かす)


冬に織る。


早くても1年半位のサイクルでしょうか。


地道な作業。

長いの時の中で、何を織ろうか想像力が溜まります。


情報欲求

テレビなどで食の乱れを見ます。

激辛だとか、甘そうなのとか、意外性とか、インスタ映えとか。

何故そうなったのか、一つの考察


食べるというのは、栄養素を吸収するだけでなく、情報も取り入れています。


情報とは

今の自然界の流れ

です。


自然界の気を受けて育った作物は、今年の夏は暑かった、湿度は低かった、冬の始まりは遅かったなどの生育環境の体験を持ち、その体験を次の世代に引き渡します。

人はその作物を食べる事で、情報の横取りをします。


その情報に合わせて体を整えて備えていくのです。


しかし、現代農業はビニールハウスや、化学肥料、農薬などにより、自然界の情報を取り入れる時間や機会が少ない。


人はその作物を食べても情報を取り入れにくい。

情報不足だと、慌てて情報が多そうな極端な物を欲しがる。


なんて事が起こっているのかもなぁと思ったりしています。


土のような人

今年も何人かの方が天国に旅立ちました。



僕が直接診ていた方もいれば、介護者のケアとして相談に乗ったりと、色々な形で接しています。


亡くなる理由はそれぞれですが、老衰で亡くなる方々に良くみる事。


亡くなるまで傍にいて、共に時を過ごされていた方をみていると、老人が土のようにみえる時があります。


共に過ごす中で話す色々な事

その話を受け止める人

悩み、苦しみながらも、共に過ごせる残された時間を愛おしみ

老人の最期の力を自分に受け容れようとする様子は、

草や土が朽ちて、次の若い芽吹きを支える養分となる循環

のそれに似ていると感じます。


介護者、傍にいる人が成長する姿を目の当たりにします。


土草が朽ちて

草木は芽吹き


人が老いて

人は成長する、活きる


巡る流れがあります。




骨董市


少し前に訪れた骨董市。

古民具や古布に想像を膨らませ創造意欲を養う大好きな場所。

お気に入りの骨董市ではいつも楽しんでいますが、自分の欲しい物があるかはまた別。


毎月に近く行っているのに、不思議な事に欲しい物が沢山見つかる回というのがふと訪れます。


前回はそんな回でした。


春慶塗りのお弁当箱。お箸収納まであり。

この姿にグッときて、恐る恐る値段を見てみれば、あらまぁお手頃価格。


これをお弁当に持ってどこに行こうか楽しい想像ばかり膨らんでしまう

という事でお買い上げです。


、、、



ご想像通り、家に帰ると大変しまい難い形。

でも見る度に楽しい想像が起こるので良かったです。

小さい春慶塗りの箱も同日に見つけました。惚れてしまう物が重なります。



そして目玉は下に敷いてある布。

こちらは榀布(しなふ)という山形県は関川という所で織られた布です。


榀という大きな木から、樹皮をとり、大変な工程をふみ、繊維を取り出し、結んで繋げて(績む)糸にして織るのです。


綿の育たない寒い地方での布。

新品のとても良い布。

写真では上手く写らないのですが一本一本糸の色が少しずつ異なり、それはそれは美しいグラデーションを作り出しています。

木の精が宿るような布。


榀布は布として市場に出る事はあまりありません、大変貴重な布です。

こちらは4ヶ月くらい通って手に入れました(笑)


何ができるかとても楽しみです。





姿の背景

人の人生に色々あり、今の姿をしているように、

野菜にも色々あってその姿をしている。


ヤーコンの花


頑固そうなヤーコンの姿からは想像し難いかわいい花だ。


ヤーコンの花を知る

きっと今年のヤーコンはいつも以上に美味しく感じると思う。