道具

この一ヶ月、色々な道具を使いました。

 

鉋(かんな)

鑿(のみ)

鋸(のこぎり)

電動やすり

電動鋸

ハンマー

鍬(くわ)

糸車

綿打ちの弓(綿の繊維をほぐす道具)

 

そして鍼

 

などなど。

 

衣食住の道具の色々な物を使いました。使い慣れた物もあれば初めての物も。

 

道具というのは何か目的を遂行する為の物で、目的を遂行する為に更に体を道具化する為の物だと思います。

 

ちょっとややこしい文になってしまいましたが。

 

綿の繊維をほぐす綿打ちですが、弓を持って弾いた弦で綿の繊維をほぐします。

繊維をほぐす為の弓の機能を十分に活かす為に、自分の体を操作します。

弓を打つ理想的な体使いができた時に、弓は性能を発揮し、綿のほぐれかたも理想的となります。

理想的な体使いができているか否かの見分けかたは、体が楽化どうか。

仕事なんて、同じ動作の反復がほとんどなのでずっと同じ事ができるということが大事。同じ事をするには体が楽であることが大事。

楽でないと体が悲鳴を上げて作業を続けられませんからね。

 

初めて扱う道具も、体の声を重視します。体が無理と言うならそれは道具の理想的な使い方になっていないと判断します。

体が楽な使い方をすると、道具の性能が発揮され、木も土も柔らかな物に変わります。

 

これは面白い感覚です。これからも色々な道具を使ってみたいなと思います。

 

一方で、機械というのはダメですね。

体を無視しても作業効率が高い物なのです。

 

人と道具が合わさって仕事の効率を上げていたのですが、道具だけで上がるよう進化してきたのです。

これはこれでびっくりするくらいの能率です。

電動鋸も電動やすりも、短時間で目的を達成できます。

ただ、ちょっと体が緊張するのですよね。

道具に体が使われている感が、イマイチ。

 

とはいえ

電動鋸

電動やすり

電動ドリル

使っています。

 

だって、早いもん。

 

効率と、体の修行と、両方良い所取りをしています。

これは楽しい。

 

でも、畑の耕運機とかはダメですね。

土の力が損なわれる。

 

なんでも機械化、効率重視では、体も自然もダメになりますし、楽しくない。

 

 

 

人の手の力

安土さんの花器

大好きなガラス作家の安土忠久さん、花器を新たに2つ迎えました。

流動体で動き出しそうなガラスの力強さや魅力を存分に伝えてくれる作品です。


民藝の器など好きなのですが、自分のワクワク度と、それを伝えたいという思いが選ぶ時のポイント。

来院される患者さんや、よもぎ工房に来て下さる方々が、私と同じようにそれを見て、触れて、嬉々としてくれるかなと感じると買ってしまいます。

自然と花器や治療後にお出しする湯呑みが増えていきます。


人との距離を取らなくてはいけない今、物から得る人の温かみをより感じます。

会うたびに絆が深まっていく人との関係性のように、使う度に深まる感情や魅力も手作りの物にはあります。

自然の産物である材料を人が息吹を込め、形を整えた物。何か大きな物とつながる安心感があり、使う嬉しさがあります。

手作りの物は同じ物が2つと無く、一期一会の奇跡の出会いです。

困った事に財布の紐は消え去ってしまいます。

困った事に後悔する事が無いので紐を探す事すらしません。

庭のハーブの花が安土さんの器に抱かれて美しく見えます。

江戸の柱

この辺りは昔からお百姓が暮らしていて、人と自然が共存してきた土地のようです。

歩いていると珍しい草木や石碑など発見できて面白い。


2週間程前になりますが、朝、禾藍と散歩していると向こうに一筋の煙が見えました。

なんとなくそちらに歩んでいくと、煙の出所は素敵な門のあるお宅で、その門を主人が壊している所でした。


前から気になっていた門だったんですよね。


尋ねると、江戸時代からある長屋門との事。

去年の台風で屋根が崩壊してしまい、壊す事にしたと。壊しては火にくべていました。


使われている金具も江戸時代の物なので、その金具を下さいと頼み、快諾してもらいました。

江戸時代の金具から鉄媒染の液を作れば古代の日本の色が再現できるかもと思ったのです。


後日取りに行くと約束したのですが〜

やはり気になり

踵を返して、柱をもらう事に。


江戸時代からの柱。そうそう手に入りません。


重たい木をなんとか運び、

鉋をかけ、ヤスリやノミで整え、柿渋を塗り重ね、蜜蝋を塗る。


段々と美しい木となっていきます。


先日、家族3人で座って焼き芋をしました。


江戸時代からの柱に、今度は我が家の想い出が積もっていきそうです。


治療の際、よもぎ工房の際にはのんびりとおくつろぎください。


右が鉋かけた所

だいたい鉋かけ終わり

柿渋塗って蜜蝋を塗った所。


美しいけやき。




和綿の反物

絹と和綿の反物(36cm幅、7m位)


経糸は絹(藍、生藍、人参、赤紫蘇などで染め)、緯糸は和綿(藍染)、全ての糸を紡いで染めて織って。


和綿とは種蒔きからの長い付き合い。


種から布へ


この充実感からか、より一層美しく感じます。


服を作りたいと思うのですが、ちょっと粗いか。頼れる縫い手に相談しながら身に纏う衣としたいと思います。

耐久テストも必要だし、商品化はもう少し先になりそうです、、、が現実味が出てきました。楽しみです。




大丈夫〜その44、腰の柔軟性と睡眠〜

睡眠時間が7時間以下だと、免疫力が下がるという話がありますが、本当は睡眠時間よりも睡眠の質が大事。


気持ち良く起きられる、日中眠くならないというのが良い睡眠と言えます。


自然治癒力と言いますが、体が体を治すのには、従ってくれない主人が寝ている間がゴールデンタイム。


やはり寝ている時に色々やってくれるのです。


腰の柔軟性は睡眠に関わります。


最近上手く寝れないという人がいますが、自粛しすぎで体力の消耗が無いから寝られないというケースと、

座っている時間が長くて腰を固くしているケースの2つを多く見ます。


腰を固めないよう姿勢を正して座る。

腰の柔軟性を高めるストレッチ。


あとは眠る前のスマホも辞めましょうね。


腰伸ばした?

なら良く眠れる!大丈夫!

大丈夫〜その43、鳩尾〜

大丈夫42や呼吸法をする時のちょっとしたコツ


鳩尾に力を入れない事。


鳩尾というのはお臍の上、左右の肋骨が重なり合う部分のちょっと下。


大きく息を吸う時も、吐く時もここを固くしない事。


これができないと丹田に気が入りません。


ちなみに鳩尾のコントロールができると、怒る事や緊張を克服する術ともなります。


鳩尾はやわらか〜く


できた?なら大丈夫!

大丈夫〜その42、あ〜〜

大きく息吸って


あ〜〜〜〜〜〜

と声を出し続ける〜〜〜〜


男性は30秒、女性は20秒


出せますか?出せなかったら呼吸力落ちてきてます。


診断とトレーニングの2つを兼ね備えた簡単なエクササイズ。


どうやったらクリアできるか努力する時間は体と仲良くなる時間、強くなる時間。



あ〜〜〜〜〜〜〜大丈夫!


大丈夫〜その41、体の波〜

眠くなったり、お腹が空いたり、伸びをしたり、


体には要求の波があります。


今して欲しい事を訴えてきます。


その訴えにその時に応えると体は喜び、結果あなたを幸せに導きます。


家にいて、ちょっと動きたいなと思った時に散歩に行くというのが体には望ましいです。


朝に行く、夕方に行くと体の声を無視して決めつけていると効果が薄れます。


体の為にやっているのだから体の声に従うのが本質です。


今動きたいと思ったら動く!とても大事です。

その波に乗れれば大丈夫!



ちなみに治療でもこの波は意識します。自分の治療プランはあるのですが、ふと患者さんの体がココに刺激をくれと言ってくるのは良くある事。その時にパッとそこに手を出せると体は大きく変わります。

治療者のエゴや治療者のプランを優先させるとそのチャンスタイムは消失してしまいます。

呼びかけの時間は本当に一瞬です。その一瞬を見逃さない集中を必要とします。


大丈夫〜その40、魚際の調整、尺沢〜

魚際は押すと痛みが出やすい部分ではありますが、普段以上に痛い時には喉や扁桃に炎症があるかもしれない。


その治め方は


尺沢(しゃくたく)


これも中国鍼灸協会の提言するコロナ予防ガイドラインの経穴の1つ。


魚際に痛みがある時は尺沢を指圧する。

きっと響くので、ジーっと押さえる。

少し響きが引いたら再度魚際を押してみる。


きっと痛みが減ったと思う。

これで喉や扁桃の炎症を治める事ができます。


魚際押したら痛い?

尺沢押してみよう。

押した?魚際の痛み引いた?


なら大丈夫!



大丈夫〜39、魚際〜

中国鍼灸協会が鍼灸がコロナに対して有効と発表し


その予防策としての経穴(ツボ)の選穴(選び方)、その1つである


魚際(ぎょさい)


ここは肺経の経穴で、喉の炎症や扁桃の炎症時に反応が出やすい。


ちょうど母指球の位置です。


経穴というのはその場所が円滑に流れている状態を好みます。


母指球にある魚際、現代生活では閉じてしまいやすい経穴です。


何故か。


スマホです。


スマホを持つと魚際が閉じるのです。

これでは肺の気の流れが悪くなります。


コロナは呼吸器を襲うのでこれはマズイ。


魚際が閉じている方、魚際を思い切り開く体操をしよう!

魚際を閉じないようスマホはほどほどに。


スマホ手放した?手を目一杯開いた?

なら大丈夫!