正座への道

正座ができるようになりたい


というご依頼を良くいただきます。


座る時に格好がつかないと悩まれている方が多いです。特に女性が多いです。


 東光庵では、まず膝に疾患があればそれを加療します。膝の疾患が落ち着いたら、正座の方法を考えます。


膝が治っても、正座できないままの人が多いです。それは正座のやり方を忘れてしまうのですね。

花道や茶道の先生でもそのような事が起こります。身体感覚というのは長年やっていた事でも忘れてしまうものであり、恐怖心などからわからなくなる曖昧なものです。


先日の正座への道は

お尻の着地場所をかかと付近に持っていこうとしていたのをふくらはぎの上の方を目指して着座するよう指示しました。


それでできるようになりました。


着座した時のお尻の位置はどちらも大差ないのです。

しかし過程での意識の差で体の使い方が変わり、理想的なルートを辿れると痛みなく座れてしまうのです。


体の不思議

心の不思議


後はこの感覚を身につけるように日々繰り返していけば再び正座できます。

(ただし、この日々1分のトレーニングをできない人はいつまでもできません)


体の不思議

心の不思議

明後日の東光會、体の声を聴く体操教室でも行なっています。

ただストレッチするのではなく、体の声に耳を傾けて、行います。



正座の話続き〜

正座は足への負担が大きく良くないという説もありますが、

足へ負担をかけてしまうのは

痛い、辛いのに我慢して座るからです。


楽に正座する事ができる時は足への負担はほとんど無いと思います。


そして最も重要なのは、楽に正座ができる体の状態、感覚、柔軟性があるべき。

という事です。


正座ができないというのは、体の状態や運動能力、身体感覚が不調になってきているという事です。


もともと日本人は正座をする民族ではありませんでした。

お経やお茶も立膝やあぐらなどで行なっていた歴史の方が長いです。


江戸時代に着物の身幅が狭くなりそれから正座が行われるようになり、明治あたり(この辺記憶が曖昧)で正式な座り方として推奨されるようになりました。


はい、正座して〜


と突然言われて、スッとできてしまう柔軟性や身体能力があったのでしょうね。

それ大事