注意の密度

1歳のからん


平常時にかける声

泣いている時にかける声

は変えます。


普段通りの声では泣いている時の子供の耳には入りません。

声を重たくするというのでしょうか、声の密度を高めて声をかけます。

その時その時で声の密度を変えます。


からんへ変えるだけでなく

講座の時や耳の遠い方に話しかける時にも密度を上げます。


ガヤガヤしているカフェでお話しをしていたら喉が痛くなっちゃった

という事を聞きますが

それは声を張り上げた為に起こることです。


声の密度を高めるのと

声のボリュームを上げる事はまるで違います。


心に残っている誰かから言ってもらった事

1つ2つはあると思います。

そういう心に残る言葉も、声の密度が高い言葉と思います。


ありがとう

大丈夫

頑張って


ありふれたフレーズでも声の密度を高めて言うと心に響くものです。



声を対象者に当てる

とも言えるかもしれません。


すごい人は立て掛けてある琴の狙った弦を

離れた位置から

ハッ

という気合いの声で鳴らす事ができるといいます。



そこまではいかずとも

自分の作り出す声の届け方を意識してみる事は良い事です。

自然と腹の力も増します。


お試しください。


2月10日月曜は東光會体の声を聴く体操講座です。

体の魅力を体操しながらお伝えします。






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