浅草アミューズミュージアム

先日の東博縄文展の後、浅草に。


浅草寺隣にあるアミューズミュージアムを訪ねました。


田中忠三郎という民俗学者が集めた主に東北の布を集めた美術館です。


現代アートのように襤褸(ボロ)をみせているのかと勝手に思っていたので敬遠していたのですが、内容はかなり硬派。


布や布にまつわる民俗学を好きな人ならきっと興奮することでしょう。


展示しているほとんどの布に触れられます。

布は肌を包むもの、肌で感じてはじめて真価が伝わります。

とても大きな感動でした。


貴重であった布を幾重にも重ね、代々受け継ぎ、大きく膨らんだ布の集合体であるドテラは重さ15キロ程にもなるそうです。

ドテラが立つといいます。

ワラを敷いて、その上にツギハギの布を敷き、その上に2〜3人で一つのドテラにくるまり暖を取りながら寝たそうです。

厳しい寒さに耐えるには人の体温が何よりの保温でした。


1人では生きていけず、人と寄り添って生き、2人を1つに包むのが布。


人と布の深い絆を感じます。


日本では年間40億着もの衣類が捨てられています。そんな世の中で、忘れられていく布との絆。


多くの人にご覧いただきたいけれど、残念ながら来年閉館となります。

是非お早めに。

縄文土器も触れます。

東博の縄文展とのハシゴもおすすめです。




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