継続は力なり

2〜3年前から朝の体操時に見かける65歳くらいの走る男性。


はじめの頃は、運動してこなかった人という感じで体に悪い走り方をしていました。言っては悪いのですが、なかなか酷い走り方で心配でした。


すぐに体を痛めて、辞めてしまうかなぁと思っていましたが、毎日毎日走っていました。

長い距離を走っているのか毎日Tシャツを汗で染めていました。

案の定、テーピングやらサポーターやらが増えていきましたが、それでも走る事を辞めません。


見かける度に今日も頑張っているなぁと、酷使されている体を応援していました。


そして昨日の事、

いつものように目をつぶってストレッチをしていると、走り寄る音が聴こえてきました。

だいたい足音でどの人かわかるのですが、聞き覚えのない人なので誰かなぁと目を開けると走り方の悪い男性ではないですか。


あれ?と思いながら挨拶をして、後ろ姿に目をやると、走り方が良くなっています。

使っていなかった筋肉が活動を始め、使いすぎていた筋肉の負担が減り、下半身と上半身の連動が切れていたのが繋がり始めています。


その後ろ姿に心からの拍手でした。

ずっと続ける事で、ずっと続けられる体に進化していくのです。


しかし、その過程で起こる痛みや妥協、あらゆる誘惑に負けてしまう事が多いのが人たるもの。

その障害を取り除き、近道を教えて、上手い使い方を伝えるのが僕の仕事。


しかし結局はその人の根気とか目標によって続くか否かは変わります。


農家や肉体労働をしていると、自然と身につく体の使い方も現代では道具のおかげで難なくできてしまう。


体を使わなければいけない機会が減っています。


毎日走り込み使い方を得た男性を支えたものが何かあったのでしょうか。


長い時間をかけて得た体との信頼関係、きっと今後の人生を豊かにするのだろうなぁと思います。


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