よもぎ工房展終わりました。

今回、よもぎ工房展でご挨拶文を用意できなかったので、こちらにて。


8年前から始まったよもぎ工房展

一部屋の片隅に少し草木の色が並ぶ所から始まりました。

時は流れ、いつしか家全体を使うまでに成長しました。


1日に1cmしか織れない日も沢山あります。

ただ布は正直で、1cmずつでも必ず完成を迎えます。

少しずつ製作し、半年毎に展示会。


前日の午前まで治療業をして、午後から一気に準備。

料理をして、棚を組み立て、アイロンをして、並べます。

当日開始までに間に合わなかったことも多々あります。というか間に合った事がない?


開展前の整列した色達、

朝陽を優しく浴びて輝くひと時、

袖を通していただき、膨らみを得た衣、

沢山の美しい景色を見てきました。


よもぎ工房展、長い準備期間を経て咲くはわずか2日限り。


花火職人が準備を重ね、夜空に一瞬の花を咲かせるようです。


家に色がパッと広がり、消えていく。


この花火のようなよもぎ工房展を開催してこれたのは、来て下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。



古今東西沢山の布を見て触れてきました。

そして自分でも作って行く中で「布は語る」事を感じます。

想いが沢山織り込まれ、それを伝えたい相手に届ける事ができるのが布です。


今後も良く語る布を作り、良く語る布に出会っていきたいなと思います。


ここ東光庵でのよもぎ工房展はこれでおしまいとなるかと思いますが、またどこかで開催します。


布と、よもぎ工房とお話をしにいらして下さい。


ありがとうございました。




駐車場停められます

足場解体は昨日終わりました。


駐車場7台目と6台目に停められます

ラップスカート

格子布のラップスカート。

少し前の時代、日本の格子模様を中国にお願いして作ったという布。

織ったのはやはり織の得意な少数民族であったそうです。

とてもハリのある見事な織り。

和風でいて、ちょっとだけ雰囲気が違うのは織り手の手力が入ったか。織り手やその地域の文化などが味となって入り込むのも手仕事ならでは。

大きな魅力。


合わせる布はヤオ族の手紡ぎ手織りの綿布。こっくりとした藍色になるまで染め重ねました。


巻きスカートとしても、ショールとしてもお使いいただけます。

いよいよ明日となりましたよもぎ工房展。色々な手仕事の布と共にお待ちしています。


よもぎ工房展駐車場について

いよいよ明後日となりましたよもぎ工房展。


お車でいらっしゃる方へ駐車場のご案内です。


リバーサイドというアパートに入り7台目のマンホールのある所が駐車場です。

しかし

土曜日は隣の棟の外壁塗装における足場の撤去作業が入るかもしれません。

作業が行われるようなら当日10:00までにこのブログにてアナウンスします。

作業があると道を塞ぎ停める事ができません。


東光庵よもぎ工房の裏は河原になっていて、一応そちらにも停められますが、自己責任においてお願い致します。

裏に回る道はこちらで紙を用意しておきますし、よもぎ工房ホームページにもリンクを明日にでも貼っておきます。


できるだけ公共交通機関をご利用下さい。


電車の方


最寄駅は相模線の香川駅。

徒歩10〜15分程です。

タクシーの方は

東海道線の茅ヶ崎駅より25分程。

相模線の寒川駅北口からは5分程で着きます。


大曲一丁目のファミーユ湘南までというと伝わりやすいかと思います。


アクセスページはこちら

Teddy berryの草木染めテディベア

今回の展示会でもシャツやコートを縫ってくれたよもぎ工房の頼れる縫い子さん、teddyberryのあやかちゃん

ウエディングドレスやバレエ衣装を手掛けるプロのドレス職人、そしてテディベア職人。

よもぎ工房の草木で染めた生地を使い、中綿や縫い糸もオーガニックコットン、目や鼻の刺繍もオーガニックリネンというこだわり。

同じ草木染めの布、命の吹きこみ方でこんなにも違う作品ができあがる。布の懐の深さと、それを作り上げる職人の腕に脱帽です。


今週末のよもぎ工房展にてこちらのベアも花を添えてくれます。販売もしています。

(teddyberryのホームページから通販も可能です。)

ホームページはこちら


展示スペースの関係から数体しか展示できませんが、写真で写っているベア達は出せるようにしておくのでご覧になりたい方はお声がけください。


よもぎ工房展初日にお越しの方は運が良ければ作者に出会えるかも。




カディロングコート

インド綿の手紡ぎ手織りの布、カディ。


インド綿のサラっとした肌触り、カディならではの優しさ。

その布をたっぷりと使ってロングコート。


風を受け流れる裾がカッコいい。


藍染と赤紫蘇染の二種類作りました。


信州紬藍生葉染シャツ

骨董市で見出した生地

きっときらびやかに染められて、人を魅了するはずであったろうその生地は、時代の流れから外れてしまったのか、白のまま寂しそうに埋もれていました。


染織する者にとって美しい白は惹かれるもの。

どんなに埋もれていても見つけ出します。


手に取った絹の生地

少し太めの糸を節のように緯糸に織り込み、旋律を作る。

どのようにも染まり、必ず美しく染まるであろうこの生地、端には信州紬と銘が。

長野の伝統工芸、生地の感じからかなり前に織られたものでしょう。

きっと織り手の心もこもっている。


迷わず連れ帰り、その生地を染める染料の出現を待つ。

藍の収穫時期

藍の生葉染めは美しい浅葱色(水色)を染めるが、力は弱く染まりが悪かったり色持ちが悪い。

しかしきっとあの信州紬なら受け止めて、その美しさを留めてくれるだろうと畑で思い立ち、沢山藍を刈り取る。


鮮度が命、すぐさま染めにかかる。


美しい浅葱色が染まった。


縫い子をお願いしているteddy bellyのアヤカちゃんの元でシャツとなり、埋もれていた布はこんなにも美しい姿となりました。


正直この色は弱いです。

手洗い、水洗い、陰干しを徹底していただいた方が良いと思います。

季節が限定されますが染め直しも承ります。


繊細なこの子を受け止めてくれる方

是非今週末のよもぎ工房展にお越しください。


サイズはレディースのMとなります。

ボタンは貝ボタン

縫い糸オーガニックコットンです。




布?ピカピカ布のカードケース

今回は珍しい布も多く使った展示会となります。

こちらもとても珍しい布、中国貴州省トン族のお婆さん作。

手織りの綿の布を藍染して水牛のニカワをその布に染み込ませ、木槌で叩く。

するとピカピカとした布の出来上がり。

すごい簡単な説明だけど、やろうと思ったら大変な事。

民族の違いによって、水牛のニカワではなく、卵白や、豚の血を使って同様に光沢のある布を作ります。


実際に見て、触れても、

布??

と思うでしょう。


布ってここまで化けるのですね。

人の知恵と技術に感動する一品。

黒と紫の色の違いは藍の染め重ねた回数や濃度の違いによるもの。


中布は中国広西省の少数民族による布、こちらはよもぎ工房による藍染。


今週末のよもぎ工房展にてお見逃しなく。




カディ藍染シャツ

インドのカディ(手紡ぎ手織り綿)を藍染してシャツを作りました。


少し薄めの藍と、濃い藍の2枚の布、背中のヨークと袖を交換して仕上げました。

1枚のシャツの中に濃淡がきれいに出ています。


こちらがヨークと袖が薄い藍



こちらがヨークと袖が濃い藍


どちらもサイズはレディースのM

ボタンは貝ボタン

縫い糸オーガニックコットン


カディシャツは年中着られるシャツです。

インドのおおらかな布、ちょっと織りムラや糸飛びなど笑っちゃう部分もありますが、ご愛嬌としてお楽しみください。


今週末のよもぎ工房展にて袖を通してみてください。

ラオスの織布を梅で染めて

とても細かい織りで、しかしそれを主張する事のない生成りの糸、はじめて見た時この布の深い優しさに感動しました。

ラオスの手紡ぎ手織りの絹ストールです。


美しいと思ったのに、それなのに、染めたいと思ってしまう。


この布をより美しくする色はなんだろうと考えていましたが、なかなか決心できず。


今年の春先、何十年も見事に咲き続けた枝垂れの紅梅を切るという所に出くわしました。

毎年、冬を越えて見ることを楽しみにしていた梅、これで染めようと思いました。


梅や桜はとても優しい色に染まります。

ちょっと物足りないというか、顔が暗く見えてしまいそうな色にも見えるのですが、まとってみると、逆にとても明るくしてくれます。


自分よりも持ち主をたてるというか、積極的に表に出ない色。


その優しさと布の持つ優しさは相性が良いと思いました。


とても良い一枚になりました。