明日のよもぎ工房は自然布展

葛布の座布団、芙蓉布、アルパカロープ、苧麻布、榀布、大麻布、紬絹布、亜麻布、

私達の身近にあり、生活を支えてきてくれた布達。

消えゆく布達。

人は布と共に生きてきました。

人々がどのような布を纏い、使ってきたか、

見て触れて感じて下さい。


衣伝、よもぎ工房

3月22日日曜13:00〜16:00(カフェは無くなりました)

14:00から15分程展示物の説明トークをします。

ご興味ある方は是非。



展示以外にも、よもぎ工房の草木染め作品並べて販売しています。

暖かくなってきたのでガーゼストールなども並べようかと思います。


駐車場は2台分しかありません。

東海道線の辻堂か、小田急の湘南台からは頻繁にバスが出ています。


(東光庵から辻堂に向かう途中に大きなトウキュウストアがありその周辺はコインパーキングがあります。歩くと20分はかかってしまいますが、東急前からも頻繁にバスが出ています。)


足作り

畑仕事が始まりました。


農閑期の冬の間に体は鈍るようで、久々の鍬が上手く動きません。


体も辛い。


耕運機が頭をよぎりますが、ここで耕運機に手を出すと体も強くならないし、土も弱ります。


体の声に耳を傾けて、鍬を理想的に振るよう集中して調整。

少しずつ勘を取り戻します。

作物を育てる為にまず体を育てる。


耕した土の所はボコボコで禾藍は歩くのに苦労しています。彼女の体重だと土が踏みしめられないのでより難しいのです。

大人でいえば踏むと少しだけ沈む岩場という感じ。底が石の、流れの早い川を歩く感じ。


頻繁に転んでいましたが、段々とコツをつかんできたようで後半は上手に歩き回るようになりました。


ボコボコしている所を歩く事で、足の柔軟性やバランス能力が鍛えられます。

バランス能力は体全体の協調性が必要で体のトータル能力ともいえます。


道も公園も家も、平坦ばかりです。

ボコボコ道は進んで歩かせたい所ですね。


背負い聚布


服を作った時の端切れを聚(あつ)めて、リュックを作りました。

中国、ラオス、インド、インドネシア、何十年も前の布、今の布、人の手仕事の布。

藍染、赤紫蘇染め、インド茜染め。

手紡ぎ手織りなど良い布を染める時には自然とこの辺りの色で染める事が多いです。好きでもあるし、信頼もしている染め。

聚布シリーズは良い布を集める事が多いので、この辺りの色を使って作る事が多くなるのですが、藍だけでも濃淡があり一枚として同じ色がありません。


布を仕入れた時の事、染めた時の事、服にした事、お買い上げ下さった方の事、色々な思い出が1枚1枚の布にあります。


エコバック的な簡単なリュックではありますが、50×50cm程あるので色々と入ります。

脇の結び目を解いて、輪っかを小さくすれば、小さい人でも背負えますし、上で結べばショルダーとしてもお使い頂けます。


来週22日、衣伝よもぎ工房展(カフェが無くなったので名前を変えました)にて販売します。

3月22日(日)13:00〜16:00開催しています。

これから自然布の展示に向けて準備。リュックの後ろの布はネパールの蕁麻です。



 

体得

先日、ご夫婦で体得のお申し込みをいただきました。


依頼内容は、体の使い方と鍛え方。


特別スポーツをしているわけではありませんが、体の維持向上を心掛けてのご依頼です。


ご夫婦での体得はおすすめです。


自分自身の体も、パートナーの体もいつも見ているので

知っている事、感じている事、思う事

があります。


あなたはいつもこの時にこういう姿勢をしている

君はこの時のこれは変だ


などの意見も飛び交い、それがとても参考になります。


これできますか?

ではこうしてみましょう。

その人の体の使い方をみながら、その人の体の理想的な使い方を模索します。


最近の不調

年齢とともにできなくなってきた事

やりたい動き、できるようになりたい事

得意なところを伸ばす事

苦手を克服する事


一人一人の体にあった体操やトレーニング法、

日々やると良い課題、


お伝えします。


それが「体得」というメニューです。


「授人以魚 不如授人以漁」  =「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」


老師の言葉です。

「体得」は治療よりも効果的と思います。

健康への道、体力向上へ導く方法を伝えるのですから。

(動かない所を動くようにしてから等、治療が優先される事はもちろんありますが)


自分の体の健康を維持したい方、体と仲良くなりたい方、自分の能力を向上させたい方、是非ご利用下さい。

他にも、東洋医学講座、他人との付き合い方、心の落ち着かせ方、美容、自分の体の事を知るなど幅広くご依頼頂いています。


45分6000円(3月までは4500円)ですが、3人までは同価格です。2人で割れば1人3000円です。

メモや写真、動画をお撮りいただいてご自宅で復習される事もおすすめです。




本日3月9日の駐車場アクセス変更の件

東光庵の駐車場への道が水道工事で閉鎖されています。


迂回をしなければ入れませんのでご注意ください。


迂回路は対向車が来ると譲り合いながら通過しなければならない細い道です。


普段はバスロータリーやローソンの方から青い線でいらっしゃるかと思いますが、バツ印のところで工事しているため通過できません。


緑の線で迂回して下さい。


地図上で青い点から見た写真が以下のもので、矢印の方へ進みます。

100メートル程進むと、右手に畑が出てきて、その終わりを左折します。

ミラーと、左手に7人の小人の人形が並ぶ家が目印です。

曲がり道が狭いのでご注意下さい。

そのまま坂道を下ると車両通行禁止の看板が出てきますが、その先がいつもの駐車場です。



お気をつけていらして下さい。



3月22日のよもぎ工房カフェについて

よもぎ工房カフェは予定通り開催しますが、コロナの感染対策として飲食の提供は断念します。


つまりカフェでは無くなるわけです。四月からコーヒー担当者の時間が確保できず3月が最後のカフェとなる予定でしたので残念です。

ただ今後も衣の事は年に2回開催のよもぎ工房展以外でも伝えていきたいと思います。


今後は「〜衣伝〜よもぎ工房展〜」として1〜2ヶ月に1回の開催を目指したいと思います。

そして衣の事を伝えるべく15分程度のトークショーも企画します。


3月の〜衣伝〜よもぎ工房展では

展示販売は、春の色や春に使いたい作品を並べます。

展示コーナーでは「自然布」を展示します。

榀布、葛布、藤布、芭蕉糸、大麻布、苧麻布、芙蓉布、蕁麻布、薇糸、

ご存じですか?

長いこと人の身を包んできた布です。

衣は自然の産物です。その土地に合った素材から衣は作られていました。

今では見ることも無くなり、作り手も極少数となってしまった布を展示します。

素材による肌触りの違い、当時の人々の生活を想像する時間をお楽しみ下さい。


3月22日(日)13:00〜16:00(14:00から自然布に関しての15分程度のトークショー)

東光庵よもぎ工房にて開催

桃の節句

先日はからんの初節句のお祝いをしました。


初節句に合わせて、


紅花で絹糸を染め、

畑で採れた人参やカモミールの黄色、

藍の水色、

人参と藍の黄色と青合わせた緑

を縞模様に織りました。


そして縫う。


なんとか桃の節句に間に合いました。


余裕を持って1月半前から始めましたが、できたのは前日。


袖を通してもらって、紅花染めのストールを帯の代わりに巻く。


生地を指差して「きえいね〜」と満面の笑みを浮かべてくれたのが何よりのご褒美。


草木染めガラ紡の糸で織って作ったズボンを履いておめかし完成。


みきと母達の手料理を囲んでのお祝い。


心こめて、手を動かし、衣食住を作る。


その中で、すくすくと大きく育って欲しいと願います。



練習

一歳2ヶ月のからん


こっちのお椀から


こっちのお椀へ


菜の花をスプーンに乗せて移動


何度も何度も繰り返します。


手の動かし方

スプーンの動き方

菜の花の質感


あらゆる情報を集める行動。

学習する時間。



小さな子だけの特権ではありません。


黙々と、できない事をできるようにする幸せを感じていますか?


とても大事な事です。



3月9日の体操講座

3月9日(月)の東光會体操教室は中止となりました。

会場がコロナの感染拡大防止の為に閉鎖する為です。


この会場での最後の体操講座でしたが、残念です。


今後の開催は未定ではありますが東光庵にて少人数制での開催を考えています。

こちらのブログにてご案内します。


薬局に行くとマスクは売り切れ、お菓子と菓子パンとインスタントラーメンの棚がガラガラに空いています。


感染を防止したいのか、免疫力を低下させたいのか、

矛盾が生じています。


コロナだけでは無く自分の体に注目する事が結果として良い方向に進むと思います。


どうぞご自愛下さい。



泰然自若

不安が伝播するように


安心感も伝播します。


地に足つけて

重心を腹に。


ちなみに、安心感を持った人と不安感を抱いた人が対峙するとやや不安感が有利です。


危険回避の本能かもしれませんね。


そういう不利的状況下の中でも安定していられるか、日々の鍛錬の成果を知る事ができますね。


ブレちゃったらご相談下さい。